鑑賞教室Bプロ(5日・沼津のみ6日も)

とりあえず思いつくことを簡単に。

  • 「寿柱立万歳」:昨日・今日とも和右さんが休演のため、才三は清五郎さんでした。Aプロでも遣われている上、公演の初っ端にも出番があるので大変でしょうと思います。がんばってくださいね〜(せーごろ−さん好きなのだ^^;)。一輔さんはなんだか余裕で遣っている感じ。。。年齢の割に妙に落ち着いてますよね(笑)。
  • 「解説」:うわ〜!また清丈'さんの「ぼやき三味線漫談」だわ!(笑)マルコメくんのように刈ったばかりの頭の相子さんと例の床漫才。相子さんって真面目なので「もっとつっこめ〜」とか思ってしまうのでした。今回の作品解説は関係図のボードが出て、沼津へ至る部分の説明が入ります。どうせならスライドなんかも使って人物の説明をしているときに人形の写真を映したりしてはどうでしょうね?
  • 「沼津」:反則でしょ、これ。今の私に親子もの見せないで。玉女さんは何を遣われても「玉女さんの人形」という色を持つのがすごいと思います。俳優でも役になりきる人もあれば何を演じてもその人の色が濃く出る人がいるように、玉女さんはこの持ち味を追及してほしい、と改めて思いました。ご贔屓は健闘していますが、公演の方の「おみつ」ほどには作りきれていないような印象を受けました。床。呂勢さんは語り分けが上手なので、掛け合いよりも一人で語られる方が力を出せるんじゃないかと思います。千歳さんは後半の久作のところは素晴らしいですが、お米のくどきがもうひとつ訴えてきません。女性のくどきの部分は呂勢さんの方がいいかもしれない、とふと思いました。