2006-09-15から1日間の記事一覧

だらだらレポ「仮名手本忠臣蔵」3部

8段目「道行旅路の嫁入」 登場人物のセリフの多い「仮名手本」の中で会話でありながらセリフになっていない独特の段。浄瑠璃の聴き取りが難しく、でも字幕を見るとお人形が観れないし、というジレンマに。 2人の動き、特に小浪の動きが段の質を左右すると…

だらだらレポ「仮名手本忠臣蔵」2部

5段目「山崎街道出会いの段」 千崎弥五郎がすっくりと立った姿がいい。この後また一力茶屋で出てくるのだけど、そのときも「きれい」と思った。 「二つ玉の段」 とっても気の毒な話なのだけれど、定九郎がにぎにぎしくて爺さまの存在感が薄く、可哀想感も薄…

プロローグ

2部の前に、義父母に楽屋を見せてもらうために友人に連れていっていただく。私は前に一度お話を伺っているので離れたところで見ていた。義父母がお人形の部屋で説明を聴いているとき、ちょうど城明渡しの段のひと声が響いてきて、数日前に観たときの感動が…