My初日でした

朝、ちょっと調子が悪くて二度寝した関係で「夏祭浪花鑑」からの鑑賞になりました。ま、あと2回チケ取ってあるしクメセンは1回観ればいっかな〜って思っていたのでい〜んですけど、遅れて行ったらいきなり入り口で杉江さんに会ってしまって心の中で「え?燕三さんクメセンに出てたっけ?」とわたわた^^;

  • 希さんいいです。ホントどんどん発声が安定してきています。元々語り分けは上手ですが、音楽好きな人だそうで、そういう人って耳がいいんでしょうね。いい声すぎるので少しダミってもいいのかな・・・
  • 文字久さんは頑張ってました。頑張ってましたけど、耳に頭に住さんの語りが入ってるので「あ、ここ流しすぎ」「う〜ん、めりはりがない」「軽すぎる」みたいにいちいちチェック入れてる自分がいました(苦笑)。聴いていて住さんの声がよみがえってきて、やっぱりあの方は偉大なのだと痛感。早く帰ってきてくださいね。
  • お梶がちょっとオバサンぽかったのが残念です。紋壽さんが三婦を見た目より若々しく遣っておられるので、余計にそう感じたのかもしれません。でもこの話は若々しい方がいいと思う(個人的な好みなのかもしれないけど)。
  • 磯之丞、おつぎ、三婦、義平次、文句なしです。安心して観ていられる。団七と徳兵衛はもう少し悪っぽくてもいいかなあ。お辰は以前ほどこってりしていなかった気がします。さらっとしてて・・・床が影響してるかな。
  • 源さんの声が細くなってしまって、ちょっと悲しかったです。それでも最後の「悪い人でも〜」はぐっと差し込まれるような重みがありました。だれかあの語り、受け継いでください。お願い。
  • 長町裏のチリチンドンドンっていうの、最初に「夏祭」を観たときは特に感じなかったんですけど、夏公演に行った時にちょうど高津さんのお祭の日で、終演後に行って実際にあのお囃子を聴きながらお宮に参ったり屋台を冷やかしたりしてからというもの、聴いていてタイムスリップするような臨場感を感じるようになりました。べったり張り付くような暑さの中、終わることなく続くお囃子、踊る人達・・・その暑さ・喧騒があってこそあの団七と舅との一幕が生きるのだと思います。

次回は文楽は初めての連れがいるので舞台に集中できないかもしれませんが、次々回は単独観劇なのでみっしり観れると思います。


で。関係ないけど、明日17日は一輔さんの誕生日だよん。