感想書けなかった

ううう、今日は書こうと思ったのにいろいろあって書けませんでした。おいおい、ぼちぼち。思いついたことだけ少し。


全体に短くしたのと景事が最初と最後に入ったせいか、大夫さんの使い方がもったいないなあ、と思いました。全員とは言いませんが、おひとりおひとり、ゆっくり聴きたいものです。


長い長い段を語られる咲さんの白湯汲みはつばささん。あの大きな目をぐぐっと見開いてみじろぎもせずに座っておられる姿は気迫がありました。


「紅葉狩」を入れたのは「木のぼり」で合わせたからから?なんて思ったりして。位置がずれているのならともかく同じように真ん中の木に上るので、ちょっと絵的にどうなんだかな〜って思ったのは私だけでしょうか?道具さんも「?」って思われたんじゃないのかなあ。ビジュアルだけでなく、鬼と揃えるのって松右衛門に失礼な気がしません?


最近「左がいいと人形全体もよくなる」というのを感じます。誰が、というのではありません。主遣いとの相性もあるでしょうし、日々の調子もあるでしょうし。あと、すごく気になるのが女形の足ですね。裾が割れてますが・・・ということがたま〜にですが、あります。そうすると気になって足ばかり観て全体が観れなくなったり・・・。女形は襟元も気になります。能の壷折みたいに襟が開いて襦袢の襟がごっそり見えるとしゅーって気持ちがしぼみます。


あ!そうそう、これ書いていいのかどうかわかりませんが、ツイッターとかじゃなくて地味なブログだからいいですよね。維茂の左さん、すっごくよかったんですが、黒衣の背の縫い目がちっとほころびてました。繕ってさしあげたかったです。もう直されたかなあ。



あと、これは1部のことですが「寿式三番叟」の三番叟は普段の「二人三番叟」よりも形式ばって硬くていいと思います。これ、祈祷でもありますから。