1部2回目(これで終わり)

帰ったら感想を書こう〜って思いながら帰ってきたのに、なんだかいろいろすることがあって気持ちがだんだんしょぼけてきて、気が付いたら日付が変わってました。時間のあるときにゆっくり書きたいと思います。私って普通の人が1日でできることに3日くらいかかっちゃうノロ子なので^^;


とりあえず「寿式三番叟」のみ箇条書き。

  • 住さんのお声がちょっと心配。
  • どこで読んだのか忘れてしまったのですが、翁面について、簑助さんらしいと書いてありました。能での翁面は一種類しかないのですが、文楽のは決まってないんでしょうか。簑助さんの面はまさに翁面だと思います。
  • 普通の首〜翁〜普通の首に替わるのってどうやってるのか、知ってる人がいたら教えてください。
  • 千歳の面箱、まだちょっと傾いてましたね〜。それと、一緒に見た友人も言ってましたが、ちょっと顎が上がりすぎじゃないでしょうか。能でいうとずっとテル状態。この演目は客席から見上げる形になるので簑助さんの翁くらいぐっと引いた方が格が上がる気がします。勘十郎さんは上手いから観る方も注文が多くなっちゃうんだと思いますが。
  • 今日の三番叟は色の黒い尉どのの方がグンと背筋が伸びてきれいでした。5日のときは幸助さんがしんどそうな顔をしておられましたが、今日は楽しそうでした。幸助さんは私が「つい顔を観ちゃう」数少ない人形遣いさんのひとりです。なんかこう、幸せな気分になるんですよね。


1部全体を通して、一番印象に残ったのは役替わりのおしゅんでした。簑二郎さんと勘弥さん、びっくりするくらい違うおしゅんです。どっちがいいとか悪いとかでなく、違う人。解釈が違うのかな、それともお二人の”女性に対するイメージの差”なのかな(笑)、雰囲気も動きも違いました。同じ門でもこんなに違うんですね。それで、おしゅんが違うと、同じ文司さんが遣う伝兵衛も違って見えるんです。簑二郎さんの方が師匠に近いかなぁ。。。おしゅん&伝兵衛がどう見えたかは、また後日、演目全体の感想のときに。


簑二郎&文司でお初・徳兵衛とかよさげだな〜、キレキレの心中ものいけそうだなあ、そういう感じです。