度忘れ

昨日どうしても「腰元」という言葉が浮かばなくて、友人に「ほら、あの、時代物でお姫さまにつかえているような、色っぽくなくて格の高い女性」「政岡みたいな人・・・あ、あれはめのとか」「うーんとねえ、文雀さんが遣うとすごくいいやつ、地味な着物着てる人」などと大騒ぎして「片外し?」と聴かれて「それもそうなんだけど、違う呼び方、職業」などと一人で騒いでおりました。これが大阪なら近くのおばちゃんが「あんたそれ、腰元ちゃうか」とか言ってくれるところなんでしょうが(苦笑)

で、その腰元が好きです・・・それを言いたかったの。職業でいうと女性は腰元で男性は奴なんかが好きです。なんかこう、主に忠実でまっすぐで差し出がましいことはせず、ひたすら尽くす人ですね。時代劇には絶対に必要な人。「篤姫」を見てたときはもうひたすら瀧山LOVEでした。カッコいいもん。

奴は初文楽でこの関助を観て以来大好きです。こっちも悲壮な気持ちで観ているときに関助が「必ず添わせてあげます」と言うでしょう?あれがもうドキュンなわけです。オトコマエだし〜。