徳島新聞

DancingDoll2011-03-20

くらなさんからの情報です。勘緑さんたちの支援活動が徳島新聞の記事に。
【みんなの思い被災地に 県内各地で支援活動】

 被災者支援の募金活動や救援物資の発送は、3連休初日の19日も徳島県内各地で行われた。

 徳島駅前では、城東高校の生徒会メンバーや野球、バレー、バスケットボール部員ら56人が募金活動。生徒会長の2年、一宮博紀君(17)らは「東北に笑顔を」と書いた約80センチ四方の布を用意し、通行人らに被災地への応援メッセージも書いてもらった。活動は21日まで続ける。

 三好市出身の文楽人形遣い・吉田勘緑さんと人形座「木偶(もくぐう)舎(しゃ)」の会員らは、徳島市新町川公園ボードウオークなどで救援物資や寄付金を募った。吉田さんの三味線に合わせて会員が木偶(でこ)を操り、防寒用の上着と下着、毛布の提供を通行人らに呼び掛けた。夜には阿波十郎兵衛屋敷で慈善公演を開いた。

 救援物資は20日も午前10時〜午後4時に新町川公園で受け付ける。新品、未使用品が対象。

 ボーイスカウト鳴門第9団の団員らは、鳴門市内の量販店や市役所前などで募金を集めた。量販店では、手作りの募金箱を手に元気な声で「東日本大震災の被災地に義援金をお願いします」と協力を求めていた。

 黒崎小4年の尾崎亮太君(10)は「みんなの思いが被災者の役に立てばうれしい」と話した。募金集めは20、21両日も鳴門駅周辺などで行う。

 吉野川市社会福祉協議会と市内13地区社協の役職員ら44人は、市内にあるスーパー6店の入り口で募金活動を行い、2時間で52万6823円を集めた。市社協が受け付けている義援金と合わせ、今月末に県共同募金会を通じて被災地に届ける。

 三好市は、災害時用に備蓄していた薬やガーゼなどの医薬品約200万円分を宮城県に発送した。市は義援金に加え、市民からの物資も各庁舎で受け付けている。

【写真説明】救援物資の提供を呼び掛ける吉田さん(左から2人目)ら=徳島市新町川公園ボードウオーク