ピックアップ

筋を追っての細かい感想は、日曜の2回目観劇のあとに書くことにします。とりあえず初回で記憶に残ってることとか疑問を箇条書きしておきます。ちゃんと理解してないからかもしれないのですが、考えれば考えるほどツッコミたくなる話なんですよね。

  • 慈悲蔵ってホントにいい人なの?軍法の一巻が欲しいために「孝行息子」ぶってるの?こんなに差別されても「このクソババア」とは思わないの?
  • 慈悲蔵は次郎吉が松寿君だとは知らなかったんだよね?山城親子は飛びしさって恐れ入ってるわけだから。んじゃ、単に不幸者の兄の子のために我が子を捨てちゃったわけ?別に2人一緒に育てりゃいいのにねえ。
  • ヨコゾー「若い女子の手の触るはよい物ぢやが、乾物の様な母者の手で・・・」って。乾物言うな!
  • お種の一人劇場。我が子峰松を抱きたくて次郎吉を寝かしつけてそーっと戸口に行こうとするとワっと泣かれ、というのを繰り返す、清十郎さんだから必死さが前面に出てギャグにはならなかったんだけど、笑わせようと思えば笑わせること可能な場面。ここでお種が次郎吉を起こさないために布団の際で立ち上がらずに寝たままコロンと一回転して離れるのがサイコーでした。こういう遣い方を考えた人ってスゴい。
  • 雪の竹林に鳥出現。裏の畑のポチのような役割なんだけれど、「え?」と思うくらいデカい鳥で種類の特定が難しい。形態的にはカモメっぽいけど、竹林だしね。両手に鳥を持った2人が技術を競ってて見応えありました。
  • 母君は、ヨコゾーが景勝に似てるのを知っていて、「よっしゃ、そのうち身代わりに差し出して出世しよう」と思ってたから大事にしてた・・・わけじゃないですよねえ。いやにあっさり「腹切れ」って言うよね〜。
  • とにかくこの「勘助住家」の怒涛の展開は人形的にホントに面白いです。脱ぐし着替えるし早変わりするし、ヨコゾーでかいし。(相当ヨコゾーが気に入ってるらしい>自分)
  • 三輪さんの語りって聴き取りやすいですね。「ここちゃんと聴いといて」っていうとこをしっかり頭に残してくれて助かります。津駒さんやっぱり上手いなあ、好きだなあ。富助さんと組むイメージはなかったのだけど、結構いいかも。最後は錦糸さんのガッシガッシくる三味線に心臓バクバクだったし、明日また「観る」のも「聴く」のも非常に楽しみっす。
  • そうそう、ツメちゃんも多いので、ツメ視点も忘れないようにします(笑)