9月の公演が終わり…

あっと言う間に終わってしまいました。大阪くらいの期間があればもう少しゆったりできるのにな、と思います。東京に長く滞在となるといろいろ大変なのでしょうが…

大阪が毎日たくさん入って懐が潤ってくれたら東京も長くなるかもしれないですよね…やっぱり地元で入らないとなあ。東京の方が様々な舞台があって競合激しいと思うのだけど。

ひと公演終わって一番印象に残ったのは「名曲by名手」は浄瑠璃だけでも十分ということでした。って書くと「人形部応援」じゃないの?と言われそうですが、床がよくて初めて人形が生きるのだとしみじみ思います。だから太夫さんに頑張ってほしい、太夫さんが増えてほしいです。三味線さんは人数は少ないけど頑張ってるなーと思うので。

マイ一番は「沼津」。「菊畑」もよかったですし「書写山」も熱演でしたね。「酒屋」は基本的に好きじゃないので嶋さんじゃなきゃ聴かなかった気がします←それがさっき書いた「浄瑠璃がよければ」ってことにつながります。

3部は太夫さんたちが清治さんの熱意によく応えていましたよね。床のチームワークを感じました。太夫さんと三味線さんは闘わなくても舞台は作れるんだ、とちょっと感動した作品でした。

そうそう!3部では清介さんの頑張りが大きいと思いました。三味線合奏のあとすぐの場面、一人になっても負けてなかったです。大阪の初日には気付きませんでしたが、東京で2度目を聴いて、すごい!って感激しました。


来週は徳島に行きます。「文楽」になる前の「人形浄瑠璃」の本場に行けるのが楽しみですし、「人形浄瑠璃」よりもっと前の形を探る手がかりをつかめたらいいな、とも思っています。