視聴室に行きました

DancingDoll2009-03-30

昭和55年9月の「新薄雪物語」を観てきました。6月と7月に国立劇場の鑑賞会で上映されるものです。この鑑賞会、金曜の昼なので観には行けないんですよね。
この作品、とっても面白いです!上演してほしい!ただ、一度に登場する人形の数が多くて(それも重要な人物が一度に出ます)今の人形さんの人数ではちょっと上演するのは難しいかもしれません。清水寺とか鍛冶屋の家の中の舞台装置がとても珍しいと思うので、それも実物を観たいなあって思いました。


この公演で四世清十郎さんは「奴妻平」と「幸崎の奥方」の2役をお遣いになっています。まったく違う役なのにどちらも素晴らしいです。特に「清水寺の段」の妻平はあまりのカッコよさに呆然となりました。必見です!ぜひぜひ皆さんもご覧になってください!私は今度また、ここだけ観るつもりです(笑)。