4月公演「競伊勢物語」

「玉水淵」はまあ、覚悟してまいりましたので「はいはい」と思いつつ観ました。録画のときに「あれ?私の聴き違い?」って思いつつ巻き戻す余裕がなかったのですがやっぱり代官は「三種の神器」って言ってますよね?なのに拾ったのは鏡だけですよね?ホントは三種なんでしょうか。能「海人」は海に沈んだ三種の神器のうち龍神に奪われた「面向不背の珠」を取りに行く海人がシテで「哀切」なイメージがあるだけに、淵に飛び込む褌いっちょの”水練得意なにょーはち”には大きな違和感が(笑)。この人形・・・ど、どこから手を入れて持ってるんです?(爆)
「春日村」はもう、ホントに、途中で「これ以上いるとちゃんと座っていられなくなるから出たい」と思いました。録画を観て展開を知っていたのが敗因です。ああもう、この先ありえない悲劇が、って思うと吐きそうでした。住さんがまた後半に向けてぐぐぐーってテンション上げていくんですよ。さすがです。「泣け」って言われてるみたいで震えがきてしまいました。これもう、他の太夫さんでは聴けないと思うので上演はやめましょうね〜(笑)
観る前に録画を頼りに書いたあらすじの細かい部分が間違っていますので、後日きちんと直します。