かしら

凡さんのコメントがきっかけで、ふと「かしらってどれくらいあるものなんだろう?」と思い始めました。文雀さん監修の「文楽のかしら」をパラパラめくりつつあれこれ思案。
「同じかしらでも種類があること」「同じ役でも展開で違うかしらを使う場合もあること」「肌の色を変える場合もあること」などは知っていますが、同じかしらで、同じ役でも人形遣いさんの好みで違うかしらを使うことってあるんでしょうか?それとも文雀さんがかしら割をするから個々の好みなんかは出せないんでしょうか?
「性根」とかしらの関係っていうのもはっきりとわかりませんし、「性根はない」と言われる女性のかしらでも少しずつ表情は違いますよね?人間が作るものですもの、同じかしらでも微妙に違うはず。そういうのってどこで判断して「この役にはこのかしら」って決めていくのでしょう?知りたいこと、たくさんあって暗中模索の五里霧中(苦笑)。もっと勉強しないと!