文楽じゃありませんが

30日に紀尾井ホールである長唄の会に行きます。「創作上方浄るり『隠れ笠鬼女面影』」というのをやるそうで、mixi文楽コミュにご紹介がありました。勘十郎さんが出演されるようです。
実は私はその後の唄5人・三味線5人でやる「紀州道成寺」というのが聴きたくてチケットをお願いしました。能の「道成寺」を観ているときにはそれほど深く清姫のことを考えていませんでしたが「日高川」の録画を観てからというもの「これを生の舞台で観たい」という思いだけでなくこの話そのものにもっと深く入り込みたいという思いにかられるようになりました。
正直言ってこういう重たいもの、考えれば考えるほど深みにはまるものは年々しんどくなって避けてきたのですが、これだけさまざまな方向から(「化身恋終焉」もそのひとつ)一点を指されているような状況になって、今は逃げずに向き合う時だと言われているような気がしたのでした。
チケットとチラシが手元に届いてちょっとウキウキしています。長唄の会に行くのなんて初めてなんですもの!