歌舞伎@日生

歌舞伎はブログ書くほど観ないので(能狂言と映画と猫ブログはある)ここに備忘録として書いておきます。
「七世松本幸四郎襲名百年・12月歌舞伎公演」に行きました。松緑さんの名前を見ると飛びついちゃいます。12月は忙しいので「口上」と「勧進帳」のある夜の部だけチケットを買ったのですが、その「口上」で松緑さんのメイン演目が昼の部の「茨木」だと聞いて慌てて幕間に昼の部のチケットを買い足しに生きましたとさ。日生は二等が一等の半額以下なので、一等一回より二等二回の方が安いんですよね〜。お気に入りの席は2〜3階の上手脇の前の方、斜めに舞台を見降ろせて花道は正面に見えます。
勧進帳は面白かったですが、やっぱり私は能「安宅」の方が好きです。関を通る通さないの緊迫感が全然違います。歌舞伎ってホントに役者を魅せるためのものなんだなあって思いました。海老蔵さんは熱演でしたが、どうもこの人は好きじゃないので私は染五郎さんと松緑さんの「錣引」の方が楽しめました。しかし、この3人の曽祖父が同じ人だっていうの、にわかには信じられないですね(苦笑)。全然似てない〜。