面白い本をいただきました
昨日、すごく久しぶりに会った友だちに、こんな本→をいただきました。岩波写真文庫５３「文楽」というホントに写真がいっぱい載ってる本です。これを見て「ひ〜、おもしれ〜」と思いながら横須賀線に乗っていたら前を走っていた列車で人身事故があって西大井で止まってしまい、２時間も待てば動くだろうけど留守番してる猫が可哀想だからとすごーく面倒くさい回り道をして懸命に帰りました。
というわけで昨日は２部を観てきたんですけどすっかり内容とんじゃいまして、夫も私も「燕三さんの三味線しか記憶に残らなかったねえ」という感じです。夫が「燕三さん、顔色悪かったなあ」って心配していましたが、千秋楽も済みましたしゆっくりお休みくださいませ。
で、この本にですね、今回上演された堀川猿廻しの写真があるんです。のき状を読んでる場面。顔なんて小さく写ってるんですけど伝兵衛さんの表情がめちゃくちゃいいです。首の傾げ具合、肩と腕の上げ具合がまさに「これは書き置きじゃないか」って物語ってるんですよ。や〜、やっぱりすごいな〜、文楽人形。
