「大阪人」４月号
「大阪人」が月刊で出るのは今月が最後だそうです。隔月刊で大きさもB5になるそう。不景気でこういう雑誌は続けるのが難しいのかなあ。今月は文楽ファンさんは是非お読みになってください。ってか580円だから買ってくださいな。
特集は「５０人が語る大阪愛」で住大夫さんが大阪弁について（いつも通りの話ですけど）語っておられます。それと上方芸能の広瀬編集長が文楽・勘平腹切の段について書かれてます。写真も載ってます。
そのほかにも大阪愛が詰まっていて読みでがあります。手塚治虫さんのこと、西鶴のこと、オダサクのこと、適塾のこと、伝統芸能のこと、夕陽丘のこと、寛美さんのこと・・・まあ、元々大阪愛が溢れた雑誌ではあるのですが今月号は濃い。私は大好きな佐伯祐三さんが大阪出身だと初めて知りました。亡くなったのはパリなのですが、どこ出身のかなんて考えたこともなかったです。
形式が変わることで田中啓文さんの連載も終わっちゃうそうでちょっと残念です。これを読みたくて買っていたような部分もありますので。
