犬山にも行ったのら

DancingDoll2010-05-09

知立のお祭を観ての翌4日、名鉄で犬山まで行きました。前から、からくり人形&山車の資料館を観たいと思っていたのです。犬山城は長々並んで入ったものの、そこから本丸天守閣までさらに30分待ちだというので外から観るだけで終わり。ここでもヘタレ全開。
どんでん館という資料館に4両の山車が展示してありました。ベンチが梶棒で出来てるのがオシャレ。これは提灯を飾ったもので、点灯するとこんな感じになるのだそうです。きれいですが、実際はろうそくなので、燃えるとタイヘンだとか。かけてある竿ごと落とすんですって!下に人がいても落とすんですって!お祭は観る方も命がけですね。

提灯と言えば秋田竿灯祭っていう有名なのがありますよね。お盆に灯篭流しをするところも多いですが、人の命とか魂に、関係あり???←勉強不足。勉強します。
こちらは資料館にあった山車。この上の部分でからくり人形がいろいろと楽しませてくれます。高山にも同じような山車からくりがありますね。東海周辺では山車と言えばからくりだと教えてくださった方があって、知立のように文楽をやるのは珍しいそうです。

からくり人形も首を作る人は最初に能面を勉強するのだそうです。無表情の中の表情。自分も「面であること・人形であること」にすごく拘っている人間なので、路線的には最終的にやっぱり「人形の首を作りたい」に到達するような気がしてなりません。



ソレハトモカク・・・からくり人形が主流であった山車の上で「文楽をやろう」と思った人はいったい、ドコノタレベエさんなんでしょう?資料によると大阪で義太夫節による人形浄瑠璃文楽」が生まれて20〜30年くらいで知立では山車文楽をやっていたとのこと。しかも「からくり」と「文楽」の両方を同じ山車の上で演じていたそうです(下の方は人で混み混みですね)。タイムマシンがあったら「流行りものを取り入れてやろう」だけにとどまらず「お祭と合体させちゃおう」と思いついた人に会いに行きたいです。会えたら「ブラボー!」ってハグしそう!(笑)