そうだったんだ

今年の春、視聴室で「新薄雪物語」を観ました。四世清十郎さんの奴妻平がカッコよくて「清水寺の段」だけ後日繰り返して観たんですよね。そのときにも「面白いセットだなあ」とは思っていたんです。清水の舞台っていうことなんでしょうね、高い位置にも舞台を作って2段になって向って右側に上がっていく階段があって・・・そのとき、右端に「水汲み場」みたいなセットがるのにも気がついたんですけど特に何も思わなかったんです。
で。話は急に変わりますが今日、夕方から時間ができたので昨日に引き続きマンガを読み始めました。昨日は「MELODY」とか「ネムキ」とか雑誌だったんですが今日のは近藤ようこさんの「花散る里」というコミックス。最初の話が、夫婦で「子供に恵まれますように」と清水にお参りをする話だったのですが、ページを開けたら舞台の絵と水汲み場の絵があって、見た瞬間「あ、あれは修学旅行に行ったときに通った音羽の滝だっ!」って気が付きました。
そりゃ、録画を見たそのときに気がつかない自分が鈍いっちゃ鈍いんですけど、もしまた「新薄雪物語」をやることがあったら、あのセットはもう少し工夫してほしいな〜って思います。京都になんか滅多に行かない私には足洗い場みたいに見えましたもん。


マンガとか雑誌とか・・・
近藤ようこさんの作品は最近になってから読み始めたのですが(山本東次郎さんと一緒に本を出されたのがきっかけで)、好きです。うちは一時期マンガ喫茶が開けるくらいマンガがありまして、息子が出ていって半減しましたが、それでもジャンルを問わずたくさん置いてあります。その中で一番好きな作品って今市子さんの「百鬼夜行抄」。『愛蔵版』が出るようで楽しみです。
最近、買ったことのない雑誌を買いました。「MISS」と「GISELe」はゆーひさまが載っているというので買いました。それぞれたった1ページのために(笑)。ファッション誌って若いころから立ち読みしたこともないです。立ち読みしかしない「クロワッサン」は特集が『料理好きの台所道具』だったので買ってきました。「Sportiva」は『イチローと私』という特集で、こちらは隅から隅までがっつり読みました。