3部

風邪をひいたのか(インフルエンザじゃないです^^;)昨日から体調をくずして今日も丸一日眠っていました。一昨日、大阪の初日以来2度目の「天変」観劇をしたのですが、なかなか感想が書けません。
今回は前にも観て覚悟していましたし、清治さんのおっしゃる通り「文楽だと思って観た」ので面白く観ました。一番うれしかったのはエリヒコが落ち着いたことです。人からの話で大阪でも後半そんなに動いていなかったと聞いてはいましたが、うん、そうですよね、このくらいの動きの方がいいと思います。せっかく簑ニ郎さんがお遣いになるのですから、妖精の”美しい”部分を前に出してほしいです。(大阪の初日はマジでチャリ系?って思いましたもん)。
化鳥は・・・大阪は昔の東宝怪獣映画みたいで、今回はお寺さん飾りのようで(ああいうの、よく下がってません?)、私個人はどっちもどっちかと思いますが、舞台いっぱい動けるのでこっちの方がいいのかな?もうちょっと工夫できそう?
前回も思いましたが、ダチョウとコウノトリが(あえて妖精とは書かず)踊ってるのを見ていて急に左衛門さんがはっと心付く、っていうのがどうも今ひとつ理解できずにいます。あれを見て突然悟りを開いた?んですか???そしてその後に出てくる「大顔蜘蛛」「芋虫」がどうも・・・これだけはどうも・・・「悪獣」「毒蛇」には見えません・・・
春太郎&美登里はきれいですね〜。美登里が出てくるときに妖精じゃないのにチンチロチロリンチロリロリンって鳴るのがちょっと不思議でしたけど。


・・・あ、床はとってもいいです。最初に聴いたときも「耳の方は満足」でしたけど、さらにすごくすごくよくなってます。だからこそ、なんかこう、人形をもう少し工夫してほしいかな、って思うのかもしれません。