映画観てきました

１５日に封切りになった「ハッピーフライト」を観てきました。ＣＳ加入でスターチャンネルに加入しましたし、また映画もがっつり観ていきたいと思っています。ここ数年は舞台を中心に観ていまして「やはりナマがいい」と思うことも多いですが、映像には映像にしかないものがあります。映画はオーケストラのようなものだと思うんですよね。指揮者がいて、皆がそれぞれに割り当てられた音を出す。
こういう、なんていうんでしょう「群衆系？」は難しいですよね。三谷幸喜さんの「有頂天ホテル」なんかはすごく面白く観ましたけれど。１時間５０分の作品でテンポがよくて飽きることはないんですが、前半は”ちょっと席をはずしても別にいいんじゃない”と思えてしまうのが残念。「あ！あれが伏線だった」と思えるような場面はないのです。出した時点で「あ、これ伏線だ」と思えちゃう(苦笑)。後半は面白いです。時任さんや寺島さん、岸部さんなど芸達者な俳優さんの重みが生きてきますが、はるかちゃんはその中に埋もれてしまって今ひとつ持ち味を出し切れていなかったような気もします。

ところで私、飛行機が大好きです。子供のころ、パイロットになりたかったんですよね〜。当時は女性のパイロットなんてとても無理でしたし、目がめちゃ悪いので無理だろうなあ、と。好きなのは断然「整備士さん」です。この映画でも田中哲司さんの演じるライン整備士さんがすっごくステキです。レーシングクルーとかもですが、限られた時間で最大限の動きをする人々は永遠の憧れですね。