9月東京公演

DancingDoll2008-05-09

1部が『近頃河原の達引』「四条河原」「堀川猿廻し」と襲名披露口上を挟んで『本朝廿四孝』「十種香」「奥庭狐火」、2部は『奥州安達原』「朱雀堤」「環の宮明御殿」「道行千里の岩田帯」「一つ家」「谷底」です。


3年前に文楽に出会って最初に興味をもった「四世豊松清十郎」さん。どうしてもこの方の動く絵が観たくてその年の夏に初めて視聴室へ行きました。演目は清十郎師匠にとっても”襲名披露公演”であった『本朝廿四孝』の十種香と奥庭狐火でした。初めて観た「動く清十郎師匠」は八重垣姫だったのです(実はその後も観ましたし、今度また観ます^^;)。そして初めて生の舞台で観る八重垣姫は清之助さん。とても嬉しいです。師匠とはちょっとお人形の雰囲気が違うかな〜とも思いますが、それも楽しみですし、近年は簑助師匠の独壇場であった八重垣姫(録画で観たことあります)をどんな風にお遣いになるのかも楽しみです。狐火の足がどなたなのか、ちょいワクワクしてます。
清十郎師匠がお元気な頃は若手「娘」遣いの双壁だった師匠お2人の下でお稽古されてきた清之助さんのプレッシャーはたいへんなものだと思いますが、持てる力を出し切れるように祈っています。お稲荷さんをみると「八重垣姫に湖を渡らせてあげて」と思うようになってしまってるワタシ^^;
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」コンコンさまがついていますもの。「こんとあき」という絵本を思い出してしまいました(笑)

そうそう!昨日の会で、おそらく清之助さんのお父さまが作られたのであろうアルバムが回り、それを拝見いたしました。そうだそうだ、それを観ていてレクチャーを聴いてなかったのかも(!)。紋十郎師匠とか文五郎師匠までもが写っているというレアものです。その中にたくさん師匠のお写真があってついついなでなでしてしまいました。あやしいヤツに見えたかもしれません。師匠、私服でもカッコえかったです(=^^=)