「みんな酉年」@鑓権三

「みんな酉年」って何度か書いていて、これを観たことのない人は「なに?」って思われるかもしれないのでちょこっと書いておきます。ただし、床本持ってるわけじゃないので録画で聴きとっただけだから間違ってるかもしれません^^;よくご存知の方、おかしいところがあったら教えてください。

おさゐは市之進の妻で、お菊という娘と虎次郎という息子がいます。おさゐは権三が好きなのですが人妻の身、娘に添わせることにします。
・・・ここで既に理解不能。私は娘がいないのでわからないのかもしれませんが、自分の好きな人と娘を一緒にしたら辛いんじゃないでしょうか。
ひと回りも年上の人に嫁ぐのは、と言うお菊におさゐが「夫市之進も私よりひと回り上の酉年」と言って説得するんですけどね、権三は自分のひと回り下の酉年で、あなたはそのまたひと回り下の酉年、みんな酉年って言うんですよ。ちょっと待て、ってことはあーた、その娘を24で産んだの?ひと回りも年上と一緒になったのなら早く結婚したでしょうに、24まで子供が生まれないってあります???今の話じゃない、昔の、それも武家の話です。そんなに子供が生まれなかったら(夫は年だし)離縁になりません?
何で「酉年」に揃えたかったのか理由があるんでしょうけど、無理やりなこじつけだよな〜、って観ていて萎えたのでした。
権三と恋仲のお雪に横恋慕した岩木忠太兵衛 が「不義」だという証拠をつかむシーンも「はああ?ほええ?そんなんありかい?」という感じです。コメディだと思えばいいのかも。