南都二月堂良弁杉由来
志賀の里の段、桜宮物狂いの段、東大寺の段、二月堂の段。配役から調べてみましたが、平成10年初春公演らしいです。人形さんの役割↓
- 乳母小枝:吉田 文昇
- 光丸:吉田 幸司
- 渚の方:吉田 文雀
- 腰元藤野:吉田 文司
- 腰元春枝:吉田 勘弥
- 花売娘:吉田 玉女
- 吹玉屋:吉田 玉幸
- 里の子:桐竹 紋若(紋臣)・吉田 玉一郎・吉田 昇市(玉誉)・吉田 昇六(紋吉)
- 船頭:桐竹 一輔
- 雲弥坊:吉田 玉松
- 先供:吉田 勘市
- 良弁僧正:吉田 玉男
- 弟子僧:吉田 玉志・吉田 清三郎
- 腰元・里人・供人・奴・近習・輿かき:大ぜい
「二月堂」は綱さんなんですが、すばらしいんです。綱さんの品のよさが、良弁僧正、また物乞いになりながらも気品を失わない渚の方にぴったりです。もうボロボロボロボロと泣けて泣けて止まらなくて一時停止して顔を洗いに立ちました。玉男さん亡き今、良弁僧正の人形をどなたが遣うのか?というのもですが、今の綱さんがこれを語りきれるだろうか?と思ったら暗〜くなってしまいました。
次は「伽羅先代萩」を観たいと思います。