「桜鍔恨鮫鞘」鰻谷の段【切】

昼間またお借りしている「松波琵琶」を観ていて(３回目っす＾＾；)、その後に入っているのに気付きました。たぶん、昭和５６年１０月、朝日座公演のものだと思います。「松波琵琶」は拍手が入っていないので、もしかしたら劇場公演でなくＮＨＫの放送用に撮られたものかもしれません。この「鰻谷」はどこかで一度観たような記憶があるのですが・・・思い出せません。

浄瑠璃：竹本津大夫
三味線：竹澤団七
人形
- 香具屋弥兵衛：吉田玉幸
- てんぽの十兵衛：吉田和生
- お妻の母：桐竹紋寿
- 女房お妻：吉田文昇
- 娘お半：豊松清之助←妙に可愛いです
- 古手屋八郎兵衛：吉田玉男
- 仲仕銀八：吉田簑助

津大夫さんがものすごい、のひとことでした。編み物しながらなので「観る」というより「聴く」だったのですが、引っ張られる引っ張られる！ぐいぐい持っていかれます。たたみかけるような語りに鳥肌が。。。ううう〜、シビれた。。。