いろいろ

DancingDoll2007-09-19

☆お辰さん
今日、とってもいい席でした。あ、人形好きにとっては、です。前すぎて床を観るのはしんどかったです。でも長町裏で綱さん見ちゃったけど〜♪苦悩する団七を語るときの綱さんの顔が色っぽくてドキドキしちゃうのでした。
お辰さんが真ん前にいた(私の前の席の人がなぜか三婦内からいなくなりました)わけなんですが、何度も「え?顔が動いた?」と思ってしまいました。ぎょっとするほど表情豊かです。至芸ってやつですね。
ただ、ご贔屓も日を追ってどんどんよくなっていて、今日の内本町道具屋では、何のしかけもない首を遣いながら、表情の動く首に混ざってまったく引けを取りませんでした。正直「すげ〜っ!」って思いました。磯さんに命を吹き込んでます。でもまだまだ、いけますよね>ご贔屓さま。  


☆拍手お礼画面
5回目まででしたが10回目まで作りました。


☆レクチャー思い出し
三味線さんが「裏間」の話をしてくれたときに例に出した「ウサギの餅つき」ですが、そう言えば昔、こういう手遊びをよくやったな〜って思いだしました。ウサギさんも夫に相手をしてもらって(表間)やってみましたが、別段難しいということもなくて「あ?私って大別すると古い人間だったのか」と苦笑。


☆上映会再笑
いやいや、席で見ていたときはアップでは観れませんから新しい発見がたくさんありました。私は下手側の前の方だったので床はあんまり観れませんでしたから、新しい人が出てくるたびにアップになって映されるので楽しかったです。勘十郎さんは思っていたよりもさらに何度も見台をばしんばしんと叩き(笑)、でも人形をお遣いのときのようなしかめっ面ではなくエヘヘという感じの可愛い笑顔。紋臣さんは義太夫じゃなくてお芝居のセリフみたいに感情移入ありありだし、相子さんが師匠のために必至で介錯している姿もしっかり映っていました。技芸員さん、みんな大好き!


☆二人禿だけでも
これだけでも映像がほしいなあ、と思いました。本番で簑助さんばかり観ていたので今回は全体をちゃんと観ようと思っていましたし、ちゃんと観ていたつもりでした。ところが途中で「あれ?急に左の方が目につくようになった」と思っていたら、左右の位置が変わっていたのです。もちろん勘十郎さんの禿も素晴らしいです。完璧だと思います。でも簑助さんの禿は完璧の上をいっているんですよ。何て言ったらいいんでしょう。。。二人禿だけでも、もう一度観たいです。