和の学校シンポジウム

目当てのはずのパネルディスカッションが聴くに堪えず、出ていく人も多いので私も4時をめどに出てきた。2階の1番後ろの席だし出口の傍だし目立たないからいいか、と。司会進行も下手だけどパネラーに1人、話の流れを読めない人がいて全然話がまとまらない。皆よく我慢して聞いてるな〜、と思ってしまった。「和」は日本という意味だけじゃなくて人との「和」でもあるわけで、流れに合わせられない人を選んだ側のミスという気もする。

席が遠くて文楽を見ている気分にはならなかったし、あまり期待していなかった千宗室さんの講演が一番よくて、うんうんと頷きながら楽しく拝聴した。サクラサクラとばかり言う人が多くて辟易していたが「気象のせいで百花繚乱と一度にさまざまな花が咲いてもったいないようですね」と仰るので、自分と同じことを思っている人がいた!と膝を叩く思い。こういう瞬間は嬉しいね。
【和の学校】
【りんぼう先生のHP】