あれこれ

  • かしらと人形遣い:本日の似てますno.1は「お大名の幸助さん」、似てないno.1はぶっちぎりで「醜女の勘弥さん」ですね。すっごく楽しそうにお遣いでしたけど(笑)。
  • 心中もの:夜の部は秋に2回観て”やっぱり心中ものはダメだ”という印象が強かったので今回は観ません。愛し方っていろいろだと思うんですけど、私は死ぬほど愛している男には生きていてほしいんですよね。たとえ自分と添えなくても、自分だけが死ぬとしても、惚れた男には生きて幸せになってほしいです。相手が「一緒に死んでくれ」って言ったら?って聞かれたことがあるんですけど、私はそういう男には惚れないと思うので想定できませんでした。
  • 津駒さんのお話:津駒さんって謙虚な方なんだなあ、と思いました。自分たちはただの触媒で、感動できるのは曲がよくて、聴き手もいいからだ、と。人は一人一人背負ってきた人生が違うから感じ方も違うけれど、でも浄瑠璃は古典ではなく、今を生きる誰もが感動できる物語だ、って仰ってました。ですよね。だからわやくちゃになるほど泣けちゃうんですものね。
  • 感謝します:今日、何人も知っている人にお会いしました。去年の3月19日に鎌倉で初めて文楽を観て、5月にやっと国立劇場に足を運んだこんな初心者の私ですが、秋からの半年くらいの間にたくさんの人と知り合うことができました。皆さんにいろいろ教えていただき、一緒に泣き笑いし、本当に楽しく過ごさせていただきました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。