曽根崎心中

橋本で観たときに細かく書いたので昨日感じたことを少し。今回は9列目で舞台全体が見えたし床も余裕で見えたので全体を味わうことが出来た気がする。父に気を取られて「集中」っていうわけにはいかなかったが、要所要所、ここは観たいという部分は観ることができた。

  • 橋本のお客さんより昨日のお客さんの方がよく笑ってた。年齢層が高い感じもしたが、おばちゃま方はお玉が出てきただけで笑う笑う。それに気をよくしてか清三郎さんも振りが更に大きい(笑)。
  • 生玉社前の「徳さまボコボコにされる」はやっぱり笑いを狙ってる部分もあるんだろうか。お客さん笑ってたしなあ。
  • 九平次がやっぱり今ひとつ。もっとヤなやつに見せてほしいなあ。店主ももっとへらへら感があってほしいし、お初も妙にすっきりしてるし、熱を発しているのは徳兵衛だけ、みたいなアンバランス感は橋本のときと同じだった。
  • 生玉社前で文吾さんの下駄が脱げかけたのか一瞬よろっとしてヒヤッとした。お初の左遣いさんがさっと対応していたようで何事もなく進行したのでほっとしたけれど、気をつけてくださいねえ、みなさま。