夜の部「曽根崎心中」
- 解説
- (大夫)咲甫大夫 (三味線)鶴澤清馗 (人形遣い)吉田清三郎
- 昼も観たので同じ繰り返しなのかな、と思いましたが、微妙に変えてあって楽しく聴きました。咲甫さんは身振り手振りも大きく話もお上手、清馗さんと清三郎さんは真面目な感じ。
- 最前列だったので皆さんの足袋と草履を見ながら、という感じだったけれど、鼻緒が皆違うのでちょっとおもしろかったです(笑)。
- 解説は、春の地方公演の呂茂さんがかわいくて楽しくてよかったなあ、とふと思い出したり。
- 生玉社前の段
- なんとなくだらだら観てしまって、特に強い印象はないのですが、乱闘場面(?)が今イチ緊張感がなくて皆がふざけて叩いているように見えてしまいました。それでいいんでしょうか?←初心者なのでわからず。
- 天満屋の段
- 天神森の段
- う〜〜〜〜ん、やっぱり心中の場面はダメですね、私は。天満屋の段でお初が「徳様に離れて片時も生きてゐると思ふてゐやるか〜〜〜どうで徳様一緒に死ぬる、徳様わしも一緒に死ぬるぞや」と言ったときは涙が出ましたが、いざ心中の場面になると気持ちがしら〜っとしてしまいました。文吾さん熱演だったんですけど。。。
- 他の人の徳兵衛を観たことがないので何とも言えませんが、文吾さんが遣われると情けない男じゃなくて凛々しい感じがしません?
杜のホールはしもとは新しくてとてもきれいで、文楽を上演するにはちょうどいいんじゃないかと思える広さでした。ここでまた上演するようなら行きたいな、と思いました。駅のまん前ですし、食事するところもたくさんあります。