文楽と少女漫画

最近、文楽の作品のあらすじを読んでいて、なにか「デジャヴュ」な感じがして喉元につかえていたのだが、今朝起きて「あ、漫画!」と思いついた。


文楽の時代物って微妙に時代が交錯してたり「史実とちゃうやん」という部分がたくさんある。それって少女漫画と同じだな〜、と。漫画の大好きな私はよく周りから「そんなのいい加減なんだから」みたいに言われて育った。生意気少女だったので「バカじゃん、これはフィクションなんだよ、大人って頭固いな〜」と思い、さらには「歴史の本に書いてあることだって、あんた観てきたわけじゃないでしょ、ホントかどうかわかんないでしょ」なんて思ってもいた。

どっこい、ちゃんと大人の観る文化にだってあるじゃないか、こういうの!そうよねえ、いいじゃないねえ、自分の思いいれでどんな風にパラレルワールド作ったって楽しけりゃいいじゃない。そうすれば歴史上の人物との恋だってできちゃうもの、ねえ歳さま!


・・・ただ、私はどうも義経が今ひとつ好きじゃないので義経贔屓にはやや引いてはいる(笑)。