祭の翌朝

DancingDoll2010-05-04

ホテルの窓から、山車を解体している様子が見えます。準備、本番、後片付けとたくさんの皆さんの頑張りのおかげで観るだけの私が楽しませてもらえる、本当に感謝です。でも、お祭ばかりは自分もあっち側にいたいなあ。

知立に来たら買おうと思っていた山車文楽の本を買って読みましたが、消えかかっていた山車文楽をここまで復興させた皆さまには本当に頭が下がります。

日本の各地でその地に独特の祭が復興すれば、祭にはつきものの「神に捧げる芸能」の掘り起こしに繋がると思います。芸能として独立して切り離されたかに見える舞台にも、必ずお稲荷さんの神棚があるように、芸は神と切っては切れないもの。今なら間に合うかもしれない祭や芸の継承があるかと思うと「何か出来ないのだろうか」という思いが増してくる、祭の翌朝なのでした。