文楽にありがとうを

能ブログには書きましたが、金曜に大蔵流山本東次郎家狂言方、山本則直さんが亡くなられました。武張った芸風の山本家でも最も剛直な芸で、素晴らしい声の持ち主でした。悲しくて、大阪行はやめようかと思いましたが、来てよかったです。すごく泣いて、デトックスしたというか…何もない週末だったらしんどかったです。ありがとう>文楽

山本さんちの狂言の会で、則直さんの「入間川を観る会」には行ったことがありません。狭山ってうちから行きにくいのです。去年の秋、則直さんに「今度必ず、先生の狭山の会に行きます」と言ったのに、1月末にあった「入間川を観る会」には体調を崩して行けませんでした。

52年も生きて、何度も何度も「何故、あの人が生きているうちにやらなかったのか」という後悔を味わい、できることはしておこう!という姿勢でいたのに…。後悔しない人生なんてないけれど「やらずに悔いるよりやって悔いる人生を」とまた肝に銘じて生きたいと思います。