行ってきました

DancingDoll2010-02-10

昨日の3部、半死に状態でしたがなんとか無事に(大袈裟?いや、今朝までの記憶があまりないところをみるとそうでもないかも)、今日はちゃんと1、2部もクリア。

文楽を観始めた時に「文楽は観るんじゃなくて聴くもの」と言われたのが、最近身に染みてわかります。でも「観る」比重が高いものもあります。人の感性は十人十色、何に重きをおいて鑑賞しても、それはその人の自由だと思います。私は何度も書いてますが、床にどっぷり漬かって人形の動きに酔う…一粒で二度美味しい?(笑)

自分としてはお薦めは「日向嶋」かな。長丁場をテンション落とさずに語りきる咲さんに燕三さんの三味線が冴えて、だーだー泣きましたよ(苦笑)。だって、お能と同じなのかと思っていたら、水戸黄門ばりのハッピーな大どんでん返しじゃないですか〜!単純な人間だから「よかったよかった皆でシャンシャンシャン!」ってのが好きなの!


感想を書きたいですが、明日も朝からいろいろ用事があるので後日。18日に再び「1、2部」に行きますのでその後に書こうと思います。3部は意識朦朧としてたし、いい加減なこと書けませんので割愛。人間って極限状態(それは大袈裟)にあると欲望に忠実になるようで「簑助さんのお初」ばかり記憶に残ってます(苦笑)


余談ですが、口上。勘緑さんの声はかなり前に判別できましたが、今日「あ、声を出す前に木の音でわかる」と気付きました。チョーンっていうのめっちゃええ音やん、と思うと勘緑さんです。