今さらですが・・・

何でも気付くのが遅い私、2月公演の各部の演目のつながりがやっとわかりました。1部と2部は「仇討ちつながり」で2部と3部は「親の違う兄弟つながり」で3部と1部は「女が男の帯を解いちゃうつながり」なんですねえ・・・。
あ、2部と3部には「**でも杭(この字であってます?)でもない」が出てきますね。**ってのは要するに人間のことで、たぶん「人間どころか杭でもない」っていうことなんだと思います。役立たずとか、そういう意味かと。狂言には「杭か人か」っていうのがありますけど、どうして並んで出てくるんでしょうね?


3部とも「子供が3人つながり」ってのもあり?(笑)


帰りの電車の中で「与兵衛」のことをみーっしり考えていました。自分はやはり親の目線で観てますから、なんでこんなのが育っちゃったのか〜というか。きっと子供のころは太兵衛よりも愛らしくて可愛がられたと思うんですよね。甘えるのとかも上手でなんとな〜く許されちゃって。
今日、自分で自分の感情が衝撃的でした。最後の小判を落としては慌てて拾おうとしてまた落とす姿を観て、前回は「小心者なんだ」としか思わなかったのに今日は「なんて可哀想な子だろう」って思っちゃったんです。哀れで哀れで仕方なかった。そんな風に感じるとは思いもよらなかったので自分の感情が「びっくり!」でした。


ぶんぶんぶん♪だからぶんらくはおもしろい♪