みどり

通し上演がいいなあ、と常々思ってはいるのですが「通しにしたら寝ちゃうのかも」という作品は(苦笑)、そうそう通しでは出せないのかもしれませんね。今日録画を観てきた「本朝廿四孝」は何度か通し上演されていて録画も残っていますが、正直なところ「三段目はマジで必要?」って思ってしまいました。
夏休み公演にかかる「国言」はこの2段(大川の段・五人伐の段)しか上演されないようですが、それはつまり、他の段は面白くないってことなんでしょうね。気になっているのはこの作品で使われている漢字が「伐」ということです。刃で人をキるというのは「斬」が普通です。「伐」は「伐採」などに使われているように普通は植物に使われる漢字のはず。不思議です。


そうでした、今日は鑑賞教室初日でした。AとBですね。初菊を遣うのでニュースになっている一輔さん、Bでは加藤正清です。正清のような大きな人形もお得意のはず。お父様譲りのたおやかで美しい遣い方だけでなく大きく華やかに遣うこともできるオールラウンドプレイヤーだと思います。(朝顔観たいよう・・・)