狂言から生まれた人形浄るり

明日の14時から横浜能楽堂で上演されます。「隠れ笠鬼女面影」は一昨年の秋に一度、紀尾井ホールで観ています(日記はここ)。そのときの日記にも書きましたが元になっている「節分」という狂言はとても好きな曲のひとつ。
狂言方というのは舞も謡も一人でやらねばなりませんのでかなり体力的に厳しいのですが、この曲のシテの「鬼」は重い面をかけて演じますので非常に大変な役だと思います。山本家なので面は「武悪」だと思うのですが、きっといい面をお使いになるはずです。東次郎さんが面の収集家でもあるのはつとに有名で、山本家の面はすごいのがたくさんありますので、そこも観てほしいな〜と思っています。