視聴室

夫に風邪をうつしたようで自分は快方に向かっております←恩を仇で返すという典型的な例ですね。というわけで眠りもせず4時間近くしっかり観てまいりました。明日も朝から忙しいので感想は時間ができたら書きます。観たのは・・・

  • 「菅原伝授手習鑑」天拝山の段・大内天変の段(昭和47年5月)〜師匠が白太夫です。上手いです。きっと近々、玉女さんがこの天拝山でも菅承相をなさるだろうと思ってまた観てみました。この段は最初と最後で承相が全然変わってしまいますので難しいと思います。後半は体力勝負でもありますが、それは大丈夫ですよね〜。
  • 「卅三間堂棟由来」 平太郎住家より木遣音頭の段(昭和52年2月)〜師匠がお柳です。めっちゃきれいです。後半ずっと泣いてました(苦笑)。これはナマで観るのにはタオル必携ですね。平太郎は玉男さんですし、床は呂大夫&団二郎(現団七)〜越路大夫&清治という盤石の布陣。清治さんの若いこと若いこと!録画をご覧になる方、この回オススメです。
  • 「ひばり山姫捨松」中将姫雪責の段(平成3年12月)〜前の口上が清之助さんでした。やっぱり声に特徴あるわ(笑)。これを観て思ったのは「なんで文楽って縛ったり吊るしたり折檻したりするの好きなんだろ〜、文楽座の人ってS?」ということでした。ちょっとならいいんですけど、これちょっとしつこいです。途中で飽きました。というわけで2月公演に向けて意欲が湧きません^^;困りましたね。


次回は12月公演中に予約してきました。今月中はいつ何が入るかわからないので予約を入れられなくて残念ですが仕方ありません。観るのは上記のと同じ公演の「菅原伝授」桜丸切腹、平成5年の鑑賞教室「傾城阿波の鳴門」のABプロの観比べです。お弓が文雀さんVS簑助さん、楽しみです。