プランタンのレクチャー

DancingDoll2007-09-15

行ってまいりました。
一番驚いたのは勘十郎さんの画才。写真は前に使っていた団七の丸胴の背中の部分です。

  • 太夫さんは発声練習だけで公演の解説はありませんでした。私の大好きな狐忠信の仕方話のところです。
  • 人形遣いの夏の衣裳は白。素材は麻なので皺になりやすいのだそうです。だから毎日の必需品、といってキー○ングをお持ちになりました(笑)。笑いのとれる人形遣いです、ご贔屓になさってくださいまし。
  • 今公演で使っている団七の丸胴の前に使っていたものをまわして見せてもらいました。とても軽いので着物を着ているときはともかく、脱ぐと遣いにくいとのこと。ホントにフワフワで軽かったです。&その上、団七の人形は手がとても長いので、それを不自然に見せないように遣うのは難しいのだそうです。
  • 首の解説とかあったのですが、回ってきた丸胴に夢中で聴いていない部分多し(ごめんなさい)。
  • 道具さんがこだわりの人だそうで、今回の菅公の木像は従来の「木像木像した顔」(どーいうんだ?)じゃなくて孔明の首を真似て菅公に似せて作ってあるそうです。それと、偽迎えのメガネも、かける時間を省くためにフックに差し込むだけでOK!というのを作ってくれたのだそうです。道具さんがんばってます!
  • ニワトリちゃんは羽や首の動くすぐれもの。足なんかとても上手に似せてあります。今公演でこれを遣っているのは○勢さんだとか。
  • 三味線さん、今回夜の部は「メリヤス」がないそうです。昼の部は長町裏と団七内であります(間違ってないですよね〜?)。
  • 喜一朗さんは夜の部の「加茂堤」で複数の太夫さん相手に奮戦です。登場人物によって細かくイロを弾き分けているのでよっく聴いてくださいね、とのことでした。私も注意して聴きたいと思います。って言っても次は楽ですが^^;
  • そうそう!勘十郎さんへのプレゼントは岩絵の具などの画材が喜んでもらえます、だそうです(笑)。でも、岩絵の具は青とかはとっても高いですよ〜。スケッチ用に顔彩あたりがお手ごろなのでは?