ショック

ショックその1〜今日、視聴室でまた「加賀見山」の長局の段を観てきたのだけれど泣けなかった。なんで〜!?この前はぐしぐし泣けたのに。人形は「尾上:玉男さん&お初:清十郎師匠」VS「尾上:蓑助さん&お初:勘十郎さん」で遜色ないはずなのに。もしかして床の差?って思って前に観たのを調べたら越路大夫さん&清治さんでした。うう〜ん。
ショックその2〜少し前に「心中ものはダメ」って堂々と書いたのに「宵庚申」でまた泣いてしまった。道行だけで。「宵庚申」は前にも泣けたのだ。どうしてかこの心中ものだけは死んでもいいって頷いてしまう。今日の半兵衛は文雀さんだけど、すごく男っぽい。お千代は一暢さん。お千代が「ちょっと待って」と刀を持った夫の右手にすがって袖に顔を寄せたところでボロボロっと涙が出て止まらなくなった。死に方が潔いからかなあ。。。と言うわけで前に書いた日記は一部撤回。半兵衛なら惚れるかも。
ショック3〜この「宵庚申」は庚申参りに清之助さんが出ているので観たのだれど(邪道とでも何とでも言ってくらはい、今さら逃げ隠れしません^^;)なんか妙に若い!平成2年だから既にパパのはずなのに。この世界の人は何で年をとらないんだ!?