視聴室行ってきました

  • 「紅葉狩」(第58回公演):前半の姫だけ確認したくて再度観てきました。やはりこの前大阪で観た清之助さんの姫の方がずっと細やかで愛らしくて姫らしいです。清之助さんの姫に比べると師匠のはちょっと雑かな、と。その代わり後半の鬼女は師匠の方が豪快かもしれません。それと、昔のこの「いかにも松らしい松を上手に配した」構図の方がいいと思うんですけど、どうして直立の松を中央に置いたんでしょうね?不思議です。
  • 義経千本桜」(第144回公演):実は「堀川御所の段」を観る予定で借りたのですが、テープの前の方に入っていた「仙洞御所の段」と「北嵯峨の段」を早送りにしていたら「北嵯峨の段」で若葉の内侍@清之助さんを発見してしまい、思わず止めて観てしまいました。だってきれいなんだもの〜(人形がですよ)。と言うわけで「堀川御所の段」は後半かなり端折りました。今イチ面白くなくて来週観るのに不安になりましたが、ナマで観たらもっと面白いでしょうか。
  • 「菅原伝授手習鑑」(第22回公演):清十郎さんが戸浪を遣ってらっしゃる「寺子屋の段」を観ました。いろは送りのあたりは松王・千代なので、前半をじっくりと。午後はブースで観たので他の人もいるのに、やっぱり「ニッコと笑って」でだーっと涙が。。。師匠はやっぱり動きのあるお役の方が向いていらっしゃるんじゃないでしょうかねえ。同じ女性でも「仮名手本」の戸無瀬の方がこの”戸浪”や”重の井”よりもよかったと思います。


明日「妹背山」を観ようと思って予約してきたのですが、時間を間違えてしまったので、明朝電話して変更が可能なら観てきます。ただ私の観たい「妹背山」は館内貸し出し中だそうで、明日もなかったら清十郎さんが志津馬を遣っておられる「岡崎」にしてもらう予定です。清十郎さんがお谷というのもあるのですが、録画が残っていません。テープがないのが多いんですよ、師匠のは。


ちなみに、さささーっと忍者のように動いたので技芸員さんとはほとんど出くわさずに済みました(ほっ)。三味線の方2〜3人とすれ違っただけです。明日も気をつけて移動したいと思います。って別に悪いことしてるわけじゃないんですけどね(笑)。