国立劇場&伝統芸能情報館

今日、図書室にある資料を見たくて伝統芸能情報館へ行ってきました。厚かましくも通のお友だちに案内をお願いして、ついでに国立劇場にある資料室も観てきました。図書室は、やっぱり歌舞伎が主で他は申し訳程度にしかないのが残念。本場に行けばもっとあるのでしょうか。


豊松清十郎さんのお写真を探したくともお顔がわからないことに気付きました。立派な写真集もありましたが、わかるのは今もご活躍の方のお顔だけで他は「これはどなた?」という感じです。
人物名鑑によれば、4代清十郎さんは2代桐竹紋十郎さんに入門したとあります。師匠とした方の中に豊松という名はありませんでしたので、芸風からしてその名を継ぐにふさわしいということで襲名されたのかもしれません。「品格のある行儀のいい芸」とあり、女方・立方双方に大器として期待されたが50代で病没したという風に書いてありました。どんどん好奇心をそそられております。